細かく砕いた稲庭うどん「卯の花めん」 やさしい食感が、今、介護施設・病院・保育園で大変注目されています。

「稲庭うどん」は、江戸時代、秋田藩の御用品として誕生し、明治時代には宮内省にも献上されました。

稲庭うどんは、棒に垂れ下げて乾燥させますが、献上に使われる稲庭うどんは、真ん中の真っ直ぐな部分だけでした。
端の方の厚さや太さの揃わない部分や、ヘアピン状になった部分は、細かく刻んで、昔から地元のみで売られてきました。

それが「卯の花めん」です。

「稲庭喜利うどん(いなにわきりうどん)」調理したものは「麺がゆ」とも呼ばれています。

稲庭うどんをレンゲで食べられるまで細かくしたこのうどんは、離乳食、また食欲のない方、お年寄りの食事として、地元では昔から大変喜ばれてきました。

お味噌汁、スープ、サラダの具などいろいろなお料理にも使えます。

消化に良く、体に優しいうどんです。

◆卯の花めんのおいしいゆで方

鍋にたっぷりの水を入れ、沸騰させてから卯の花めんを少しずつ入れ(目安としてお湯二ℓに二人前約160g~200g)お湯の中で、うどんが泳ぐような感じで、強火で茹であげます。

4分~5分位で、うどんが半透明になりましたら、網の目の細かいざるにあげてよく水洗いをしてぬめりを取り氷水で引締めます。

茹ですぎますと風味をそこないますのでご注意ください。

冷麺でお召し上がりになる場合は、完全に茹であげますが、温めんの場合には、少々固めに茹であげ、水洗いをしたあとに熱湯をかけてうどんを温めます。